黒糖梅酒の作り方とレシピ、漬けた後の様子を紹介

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黒糖梅酒レシピ

黒糖の量を変えて2種類漬けてみました。

材料 (ノーマルバージョン)

青梅       500g
黒糖       200g
ホワイトリカー 900ml

材料 (甘さ控えめバージョン)

青梅       500g
黒糖       100g
ホワイトリカー 900ml

作り方
  1. 下準備を参考に、びんを消毒する。
  2. 青梅を使う場合は2時間ほど水につけてアク抜きをする。
    黄色っぽく熟した梅、新鮮な青梅の場合はアク抜きの必要はありません。
      お店から「アク抜きは不要(むしろトラブルの原因になる)」
      と説明がありました。
  3. 梅をていねいに洗って水気をふきん(またはキッチンペーパー)でふき取り、
    つまようじでヘタを取る。
    水分が残っていると腐敗の原因になるのでしっかりふき取ります。
      時間をかけて自然乾燥させてもOK。
  4. ビンに梅と氷砂糖を交互に入れて、ホワイトリカーをゆっくり注ぎ、光の当たらない涼しい場所に保管する。
    (光はお酒を劣化させます。)
  5. 時々(漬け始めて最初の2週間は毎日、その後は1週間に1回)ビンを揺すって砂糖の濃さを均一にする。

梅を取り出す時期

1年位したら実を取り出してこす。
もっと熟成させるなら梅は入れっぱなしでもOK。
梅を入れたままにしておくと渋み(苦み?)が出る気がするので、私は長くても1年半を目安に取り除いています。

飲める時期

3ヶ月以上置けばOK。
1年以上たてばもっとまろやかになって美味しいです。

注意

梅は6月頃にしか出回っていません。
時期が短いので注意。
大きい梅の方が美味しく仕上がります。

黒糖梅酒の効果

疲労回復・食欲増進・血液がきれいになる・胃の状態を整える……など。

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黒糖梅酒の記録

2006年6月9日(仕込み当日)

黒糖梅酒の材料

材料はこんな感じ。
黒糖はゆっくり溶かしたいので、なるべく塊になっているものを使います。

梅のヘタ取り

梅のヘタを取ります

ヘタを丁寧に取り除きます。
つまようじを使うのもいいですが、私は一番小さいマイナスドライバーを使っています。
ドライバーは100均で買えますよ。

右側がヘタを取る前、左側が取った後です。
ヘタがついたままだと、渋みが出てしまいます。

漬けた直後

黒糖梅酒漬けた直後

赤いふた→ノーマルバージョン
白いふた→甘さ控えめバージョン

ホワイトリカーを注いだとたんに黒糖が溶け出して茶色っぽくなってきました。

大丈夫かな……

仕込み当日の黒糖梅酒

黒糖梅酒仕込み当日 黒糖梅酒仕込み当日

2006年7月3日(漬けてから1ヶ月弱)

黒糖梅酒1ヵ月後 黒糖梅酒1ヵ月後

黒糖がさらに溶け出して色が濃くなってます。

匂いは……少々変な匂いです。
アルコール臭でしょうか?
お世辞にも美味しそうな匂いではないです。

前回漬けた梅酒はすぐにいい香りがしていたような気がするんだけどなぁ。

ちなみに
・赤いふた→ノーマルバージョン
・白いふた→甘さ控えめバージョン
です。

2006年8月24日(漬けてから2ヶ月弱)

黒糖梅酒2ヵ月後 黒糖梅酒2ヵ月後

真っ黒〜

十分に注意していたのに、引越しのとき、ちょっとお酒が漏れちゃったんです。(赤いビンの方)
やっぱり100均のビンはそれなりの品質なんですね。

梅の成分が出てきたのか、甘くて美味しそうな匂いがします。
まだ飲めないので試飲はしてないけど、ちょっと楽しみになってきたかな。

先月の写真と比べると、梅が下に沈んでるのが見えますか?
黒糖が完全に溶けて、梅が沈んできたんですね。
氷砂糖の梅酒と比べると、溶けるのがかなり早いです。

来月には飲めるようになっていると思います。
楽しみ

2006年10月17日(漬けてから4ヶ月弱)

黒糖梅酒4ヵ月後 黒糖梅酒4ヵ月後

前回とあまり変わらないですね、真っ黒です。

4ヶ月経ったので、もう飲めるはず……と思い試飲してみました。

……酸っぱいです
下に砂糖が固まっている模様。

それに、まだまだ荒っぽい味というか、まろやかな風味が感じられません。
黒糖の味わいもいまいちでてないなぁ。

香りはかなりいい感じなんですけどね〜
やはり、1年は漬けないと本来の味を楽しむのは難しそうです。

2年前に漬けたノーマル梅酒は飲むのが惜しいくらいの味になっているので、こっちの梅酒ものんびり熟成するのを待ちましょう。

2007年3月6日(漬けてから9ヶ月)

黒糖梅酒9ヵ月後 黒糖梅酒9ヵ月後

……まだ酸っぱい

前回みたいにトゲトゲした酸っぱさじゃなく、十分飲める味なのだけど、私はもう少し甘い方がいいな。
色が黒いせいか黒酢を飲んでいるような気分になるよ。

甘さ控えめバージョンは、やはり砂糖の量が少ないせいか味が薄めです。
砂糖は梅のエキスを抽出するために重要なんですね。
甘さ控えめ、と言わずにしっかり入れたほうがいいのかも。

見た目は前回とほとんど変わりませんでした。

2007年6月14日(漬けてから約1年)

黒糖梅酒1年後 黒糖梅酒1年後

あ、美味しい。

氷砂糖を使ったノーマル梅酒と比べると、黒砂糖の梅酒はやはり酸味があるように思えます。
でもいやな酸味じゃないですね、サラッとしていて飲みやすいです。
やっぱり黒酢のような感じ……

不思議なことに、ノーマルバージョンと甘さ控えめバージョンの味の差があまりなくなってきました。
うーん、どうしてなんだろう。

トゲトゲした味はなくなり、丸みのある味になってきたので、これで熟成完了と考えてよさそう。
ノーマル梅酒がそろそろなくなりそうなので、次回からの晩酌はこの黒糖梅酒です。楽しみ。

やっぱりロックで

黒糖梅酒

氷を多めに入れていただきます。

飲みやすいので調子に乗ってグイグイ飲んでいると、速攻で酔っ払ってしまいます。

それにしても、麦茶みたいな色ですね。

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