梅酒の作り方とレシピ、漬けた後の様子を紹介

公開家計簿WAKABA こだわり梅酒レシピ 青森県産 豊後梅の梅酒

青森県産 豊後梅の梅酒

材料

豊後梅 1kg
果実酒用ホワイトリカー 1.8L
氷砂糖 700g
青森県産豊後梅の梅酒

材料についてもう少し詳しく

梅について

青森県産豊後梅 (朝採り直送)
善八のおとりよせさんから購入、M&Lのミックスサイズ
大きさはおよそ35mm〜38mm、パッと見大粒

作り方
  1. 下準備を参考に、びんを消毒する。
  2. 梅をていねいに洗って水気をふきん(またはキッチンペーパー)でふき取り、つまようじでヘタを取りのぞく。

    水分が残っていると腐敗の原因になるのでしっかりふき取ります。
    時間をかけて自然乾燥させてもOK。

    新鮮な青梅の場合、アク抜きは必要ありません。
    お店からも「アク抜き不要(むしろトラブルの原因になるからしない方がいい)」
    と説明がありました。
  3. ビンに梅と氷砂糖を交互に入れて、ホワイトリカーを注ぎ、光の当たらない涼しい場所に保管する。
    (光はお酒を劣化させます。)
  4. 時々(漬け始めて最初の2週間は毎日、その後は1週間に1回)ビンを揺すって砂糖の濃さを均一にする。

仕上がり予想

何度も作っているオーソドックスなレシピなので、失敗はしないはず。

梅酒に使う氷砂糖の量って、レシピによって1kg〜400gとバラツキがありますよね。
砂糖が多い方が梅のエキスを抽出しやすくなるため、短時間で梅酒が完成します。
その分失敗も少なくなります。

でも、1kgは甘いと思うんだ

色々試したけど、私の場合は1kgに氷砂糖600g〜700gがちょうどいい感じでした。
甘さも適度で、1年経てば美味しく飲めます。
初めて作る場合は600gで漬けて、物足りなかったら飲む前にシロップ等で甘さを調節するのがおススメ。

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青森県産 豊後梅の梅酒(仕込み当日)

2012年7月4日(仕込み当日)

青森県産の梅です!

梅って温かい地域で作っているイメージだったから、青森で梅が栽培できるというのは意外でした。

しかもなかなかの生産量を誇っています。
ある年の収穫量は下記の通り。
なんと、全国で4番目!

収穫量(t) 主な品種
和歌山 56500 南高・古城
群馬 5660 白加賀
山梨 1830 甲州小梅
青森 1710 豊後
全国計 92400

全国で4番目……
と、言っても和歌山がすごすぎるので、「その他大勢」的な扱いかもしれません
和歌山って行ったことがないけど、そんなに梅畑があるんですね。
いいなあ、花が咲く頃に行ってみたい。

和歌山の梅は6月いっぱいが旬ですが、青森の梅の旬は7月ごろとちょっと遅め。

「もたもたしているうちに、梅酒漬けそこねた!」
という方の強い味方です

青森県産豊後梅の梅酒

私も豊後梅を使うのは初めてなので、一番オーソドックスなレシピで漬けています。

スーパーで買ったホワイトリカー、1,280円でした。

果実酒用のホワイトリカーを使ってレシピ通りに作ればまず失敗しません。
初めて梅酒を漬ける……という方にはホワイトリカーをお勧めします。

青森県産豊後梅の梅酒

M&Lサイズ混合なので、割と大粒。

ちなみに、梅酒に使う梅は大きい方がGoodです。

なぜなら、梅の実の大きさは色々だけど、種の大きさはあまり差がないらしいんです。

つまり、実が大きければ果肉の量が多く、梅のエキスも豊富なため、味の濃い梅酒ができるんですね。

また、品種的にあまり大きくならない梅もあります。

よく分からない場合は南高梅、白加賀、古城あたりの品種で、なるべく大きいサイズの梅を選べば大丈夫。
南高梅、白加賀、古城は梅酒に適した梅だといわれています。
(もちろん、それ以外の梅がダメという訳ではないですよ。)

飲めるようになるのは3か月後から。
ただし、半年〜1年置いた方が断然美味しくなります。

ちなみに、私は1年経った頃に梅を取り出しています。
取り出さなくても問題ないけど、1年で瓶からボトルに詰めかえているのでなんとなく。
入れっぱなしにすると、何となく苦みと渋みが出るような気がします。
その苦みと渋みも風味の一部なので悪くはないんだけど、個人的に苦手なので。

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青森県産 豊後梅の梅酒(仕込み翌日〜)

2012年7月10日(仕込みから6日後)

梅の色が抜けてきました。

青森県産豊後梅の梅酒

氷砂糖がかなり溶けて、梅が浮き上がってきました。

底の方が砂糖の濃度が高いため、梅が浮いています。
時間がたてば沈んでくるから大丈夫。

気が向いたときに瓶を揺すっています。
早く飲めるようになるといいな。

2012年10月26日(仕込みから4カ月弱)

仕込んでから4カ月弱が経過しました。

青森県産豊後梅の梅酒

順調ですね

8L瓶で漬けた場合と比べると、梅エキスの抽出が早いのが分かります。

やっぱり4L瓶は扱いやすいですね。
8L瓶は、正直持て余してしまいます。

砂糖も割と均一に溶けているらしく、梅にもだんだんしわが寄ってきました。

ちょっと味見
飲めなくはないけど、もう少し寝かせた方が美味しくなりそうな味です。
やや酸味と渋みを感じました。
市販の梅酒と比べるとスッキリ辛口に仕上がりそうな感じ。
それにしても、市販の梅酒ってとても甘いけど一体どれだけの砂糖が入っているのだろうか

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