梅酒の作り方とレシピ、漬けた後の様子を紹介

公開家計簿WAKABA 梅つながりレシピ 青梅の梅シロップ(実験)

青梅で少しだけシロップ作り

半熟梅で作った梅シロップが、私が知っている梅シロップと違いすぎる

どうしても気になるので、青い梅で少しだけシロップを作ってみました。

材料

青梅 3個(約70g)
砂糖 70g (梅と同量・氷砂糖やグラニュー糖でもOK)

材料についてもう少し詳しく

梅について

日本で一番遅く出回ると思われる、青森産の豊後梅

青森の梅の生産量は、全国で4〜6位ぐらいだそうな。
1位はもちろん和歌山県、全体の6割以上の生産量を誇ります。
2位は群馬、全体の6%ぐらい。
3〜6位はほとんど団子状態だけど、山梨・青森・奈良辺りが上位にランクインすることが多いようです。

砂糖について

氷砂糖や三温糖、何でもOK
(私は普通の白砂糖を使いました)

作り方
  1. ビンを下準備にしたがって処理する。
  2. 梅をていねいに洗って水気をふきんでふき取る。
    つまようじでヘタを取り除く。
    水分が残っていると腐敗の原因になるのでしっかりふき取ります。
    時間をかけて自然乾燥させてもOK。
    自然乾燥の方がしっかり水気が取れます。
  3. ビンに梅と砂糖を交互に入れる。
    梅を空気に触れさせないため、一番上は砂糖をかぶせるようにする。
  4. 毎日1回はびんを揺すって梅と砂糖を混ぜる。

作り方のコツ等は半熟南高梅の梅酒を参照

このページのトップへ戻る

青梅で梅シロップ作り

2012年7月4日(仕込み当日)

7月にもなると、梅はほとんど出回っていません。
ところが青森の豊後梅は6月下旬〜7月下旬が収穫時期だそうです。

青森豊後梅

……東北に住んでるのに知らなかったよ。

善八のおとりよせさんから購入した朝採りの新鮮な梅です。

送料がかかるものの、お値段も手ごろでした。

写真の梅はM&Lサイズ、1キロ950円。

ちなみにSサイズは1キロ680円です。

この中から3個だけ梅シロップにしてみます。

青梅シロップ

梅と砂糖を混ぜ、とりあえず放置します。

2012年7月7日(仕込みから3日目)

青梅シロップ

早くも水分が出てきました。

梅のエキスなのかなあ……

単に梅が呼吸した時に出てくる水分が、砂糖を溶かしてるだけの気もするけど

2012年7月8日(仕込みから4日目)

青梅シロップ

一晩ですっかり水浸し

一日に数回振っています。

半熟の梅シロップに比べると随分早く水分が出てきます。

2012年7月9日(仕込みから5日目)

青梅シロップ

梅がシワシワになってきました。

ちなみに、半熟の梅で作ったシロップの5日後はこちら

熟した南高梅で梅シロップを作りました

かなり様子が違いますね。
こっちの方が梅の量も多いのに。

このページのトップへ戻る

青梅で梅シロップ 完成

2012年7月13日(仕込みから9日目)

梅がどうも凄まじい色になってきたので、この辺で終わりにします。

シワシワのカチカチ

熟した南高梅の梅シロップとは随分様子が違うので、私も困惑しています。

砂糖の溶け方、梅エキスの出やすさが全く違いますね。

放っておいてもどんどんシロップ化していて、作るのが楽でした。

梅は「力を使い果たしました!」というような無残な様子になってしまいました。

梅ジャムにしよう……とか到底思えないレベルです。
少々グロテスクですが、せっかくなのでアップでどうぞ
(一応閲覧注意です、怖いもの見たさの方だけどうぞ)

梅を取り除いたら、無色透明のキレイなシロップができました。

少し砂糖が溶け残っているので、上澄みだけ別のびんに移します。

完成したのがこちら。

酸味を感じる爽やかな香り

以前飲んだ梅シロップもこんな香りがしていました。

ちなみに、右側にチラッと映っているのは熟した梅で作った梅シロップです。
明らかに色が違う

味の感想はこちら 青梅シロップと半熟梅シロップを比較

このページのトップへ戻る