分かりにくい生命保険を仕組みを解説?

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保険用語の基礎知識(お金関係)

お金関係の保険用語

保険料

保険を契約した人(保険契約者)が保険会社に支払う金額のこと。
「保険の掛け金」と同じ意味。
これをいかに少なく抑えて、保障をしっかり用意できるか、皆悩んでいます。

保険金

保険の対象となっている人(被保険者)が死亡・病気・入院・事故・火災など万一の事態になったときに、保険会社が被保険者(死亡保険金では保険金受取人)に支払うお金のこと。

解約返戻金

保険契約を解約、失効、解除などされた場合に保険契約者に払い戻されるお金のこと。
(解約返還金ともいう)
契約して間もない場合、解約返還金は無いか、あってもごくわずか。

配当金

生命保険会社が決算で生じたあまった利益を契約者に分配する際のお金のこと。

予定利率

保険会社が保険契約者に約束している利回りのこと。
個人契約の生命保険の場合、大体は加入時に約束した予定利率がずっと守られます。

逆ザヤ

保険会社が運用する利回りが、予定利率を下回ってしまう状態。
例えば、会社が運用しても利回りが2%程度なのに、昔契約した商品の予定利率6%だったとします。
その不足分の4%を逆ザヤと言います。
予定利率は基本的に契約終了まで維持されるので、保険会社がその4%を被ります。
多くの生保が苦しんでいるのはこの逆ザヤのせい。

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保険用語の基礎知識(人関係)

人関係の保険用語

契約者

保険会社と契約を結んだ人。
保険料を払う義務のある人。

被保険者

保険の対象となっている人。
この人に万一のことがあったら保険金が支払われます。

保険金受取人

契約者から保険金の受取りを指名された人

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保険用語の基礎知識(契約関係)

契約関係の保険用語

主契約

保険契約の中でメインとなる保障内容のこと。
生命保険では死亡保障が主契約になることが多いです。

特約

主契約にオマケ的に付ける保障。
特約はあくまでも主契約にくっついて存在するので、特約だけの契約は不可能。
また、保障期間を主契約より長くすることもできません。
主契約では不十分な保障を特約で補う感じです。

死亡保障

被保険者の死亡時に保険金受取人に保険金が支払われる保障のこと。
生命保険のメインになるのはこの死亡保障です。

定期保険

いわゆる「掛け捨て」の死亡保険。
一定の期間内に(10年なら10年以内に)死亡したときにだけ保険金が支払われるもの。
保険期間満了まで生存していた場合、満期保険金は支払われません。
高額な保障が安く欲しい時にかけます。

終身保険

一生保障が続く保険。
(被保険者が死亡したときにのみ保険金が支払わます)
保険料は一生涯払い続ける「終身払」と、一定期間で満了する「有期払」とがあります。

貯蓄保険

保険期間が短く、貯蓄を目的とした保険。
満期まで生存していたら満期保険金が受け取れます。
満期前に死亡した場合にはそれまでの保険料払込期間に応じた死亡給付金が受取れます。

養老保険

保険期間は一定で、満期が来たら満期保険金が支払われます。
満期の前に死亡した場合、満期保険金と同額の死亡保険金が支払われます。

変額保険

株式や債券などを中心に資産を運用し、運用に応じて保険金・解約返戻金の額が増減する保険。
死亡保険金は毎月、解約返戻金は毎日、運用実績により変わってしまう。

契約者貸付

契約者が保険会社からお金を借りられる制度のこと。 
貸付金の限度額は、借りる時点での解約返戻金の一定範囲内です。
保険種類や加入年数によっては利用できない場合もあります。
借りたお金はもちろん利息付きで返さなくてはいけません。
未返済のまま満期を迎えたり、被保険者が死亡したときは、それぞれ満期保険金・死亡保険金から、元金と利息が差し引かれます。

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保険用語の基礎知識(その他)

その他の保険用語

クーリングオフ制度

生命保険では、第1回保険料領収書の交付日又は申込日のいずれか遅い日を含めて8日以内なら、申込を白紙に戻せるようにしています。
(契約者保護の利益のために8日以上の会社もあります)
この場合、保険料は返金されます。

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