家計簿を長続きさせるには
残高は合わせなくてもOK!
家計簿をつけ終えて、財布の中身と家計簿上の残高を確認するとき、私は500円玉までしか数えません。
つまり、500円単位で過不足(主に不足だけど)があるんです。
試しに今、家計簿と財布の中身を1円までチェックしますね……
………あ、財布の中身が265円少ない
1円単位で合っていないと気持ち悪い……と言うのは分かります。
実際私もそうでしたし、少しでも残高が合わないと
「何だったっけ……思い出せない!」と考え込むこともありました。
でも、家計簿をつける目的って、財布の金額と家計簿の残高を合わせることじゃないです。
家計簿をつける目的は
・支出と収入のバランスを把握する
・10年後、20年後……将来必要になるお金を貯金する
事だと思うんですよね。
それを考えれば、財布の中身が数百円少ないなんて些細なこと。
ただ、財布と家計簿の差が1000円以上の場合は原因をしっかり追究します。
残高が合わないのは、レシートをもらわずにいて支払ったことを忘れているのがほとんどです。
私がよくやりがちなのが
・プリペイドカードのチャージ代
・クリーニング代
(引換券とレシートがセットになっていて忘れやすい)
・美容院代
(領収書がもらえない……どうしてだろう)
・電車代・バス代・タクシー代・有料駐車場代
・医療費
(領収書のサイズが大きくて財布に入らず、カバンに入れたままになっている)
・施設への入場代金
(入場券がレシート代わりなので忘れやすい)
家計簿をつけるのに慣れてくると、財布と家計簿が1000円以上違ってくるということは滅多になくなります。
費目は少なく
家計簿の費目は少ない方がいいです。
私は費目やら内訳やら細かくつけていますが、これは100%趣味です、意味はありません。
最初は
「食費」「家賃」「光熱費」「生活雑貨」「通信」「保険」「衣類」「医療」「教育」「その他」
でとりあえずつけてしまいましょう、内訳を細かく作る必要はありません。
大まかな支出を把握して、きちんと貯金ができているならこのままの費目でOKです。
とりあえず大ざっぱにつけてみて、
「この費目の支出が多い……?」
と、感じた時に、内訳を作るようにしてみましょう。
例えば、
「食費が多いかも?」と感じた時は
「外食・主食費・副食費・嗜好品・その他」のように内訳をつけてみましょう。
そうすると無駄遣いや節約できる部分が自然と見えてきます。
「自分でも出来る」と自信を持つことが一番なので、少しずつ出来る範囲で始めましょう。
自分に合った家計簿を選ぶ
家計簿はどんな方法でつけてもかまわないと思っています。
市販のノート家計簿を使ってもいいし、大学ノートメモを取るようにつけてもいいし、レシートを貼って管理してもいいし、方法は色々とあります。
大事なのは、「自分に向いている方法をみつける」ということではないでしょうか。
私はノートタイプの家計簿、エクセル家計簿、袋わけ家計簿に挑戦して、全部失敗しました
(ひどいのになると1日しか続かなかった)
結局パソコンのソフトで家計簿をつける方法に落ち着きましたが、パソコンの家計簿は私に合っているらしく、無理なく長続きしています。
家計簿がなかなか長続きしないという方は、思い切ってつけかたを見直すのも良いかもしれませんよ。
義務感に縛られない
家計簿を「やらなきゃいけない義務」みたいに考えると面白くありません。
テレビを見ながら、音楽を聴きながら、まったりつけるのも良し、1ヶ月続いたらご褒美にケーキセットを食べに行くのも良し、何か楽しみを見つけながらのんびりやりましょう。
赤字でもメゲない
これすごく大事です。
最初は「つけることに意義がある」と思って、赤字でもつけ続けてください。
次第に家計管理に慣れてきます。
赤字だから、家計簿をやめたくなる気持ちはよ〜く分かります!
私も経験してます。
でも、そこでやめたらもっと赤字になると思うので……
まわりの人(特に夫)にアピール
一人で黙々とやるのは寂しいので、家族に「こんな風に家計簿つけてるの〜」
と、アピール。
興味を持って協力してくれたらしめたもの。
でも、いくら言っても興味を持たない夫(ウチの夫みたいにね)もいるので注意。
そういう時にはHPでも作って自分の家計簿をUPしたら、少しはやる気が出てくるかも?
上手くいったらご褒美
1ヶ月通してみて、予算が守れた、残高の食い違いがなかった、など家計簿が上手くいったら自分をほめるつもりでご褒美をあげましょう。
好きなCDを買うとか、喫茶店でケーキタイムするとか自分の好きなことをご褒美にするんです。
これって意外とやる気の持続に効果的なんですよ。
……と、色々書いてきましたが、とにかくあまり構えずに気楽な気持ちで続けるのが一番だと思います。
実際に始めてみれば大したことはないので、思い立った時に気軽につけ始めましょう