マンション管理士(国家資格)
マンション管理士とは
マンション管理士は、マンション管理組合の運営、建物構造上の技術的問題(大規模な修繕とか)などのマンションの管理に関して、管理組合の管理者等又はマンションの区分所有者等の相談に応じ、助言、指導その他の援助を行います。
言ってみればマンションのスペシャリスト。
主に管理組合の立場でマンション管理に関する様々な問題の解決をサポートします。
受験資格
特になし
ただし、成年被後見人、被保佐人などに該当しているとマンション管理士として登録できません。
試験内容
・マンション管理に関する法令及び実務に関すること(4.に掲げるものを除く)
・管理組合の運営の円滑化に関すること
・マンションの建物及び附属施設の形質及び構造に関すること
・マンションの管理の適正化の推進に関する法律に関すること
難易度など
択一50問と、試験自体は意外ととっつきやすいのだけど合格率は10%未満だったりします。
この資格と合わせて宅建を取得しておくと就職に有利です。
試験についての問い合わせ先
参考書・問題集など
国家資格
法律に基づいて、国(又は国から委託を受けた機関)が個人の能力や知識を判定して付与する資格。
いわゆる「国のお墨付き」がつくために難易度が高いものが多い反面、社会的な信用も高い。
医師 建築士 弁護士 税理士 行政書士 公認会計士など
公的資格
国家資格ではないけど、公に認知されていて所轄省庁によって審査基準が認定されているもの。
文部科学省や経済産業省などの官庁や大臣が資格を認定する。
主催自体は民間団体になるけど、信用度は比較的高い。
英検 秘書技能検定 消費生活アドバイザーなど
民間資格
民間の団体が独自に基準を設け、任意に与えているもの。
民間資格の場合、試験を実施している団体が信頼できるかどうか、見極める必要アリ。
(資格商法などの悪徳商法がはびこっているので注意!)
産業団体などが定めた資格は業界内で一定の評価があるので安心です。
面白い趣味の資格があったりするので、純粋に趣味で受けてみるのも面白いかも。