簿記検定(日商簿記検定)(公的資格)
日商簿記検定とは
日本商工会議所が実施する簿記技能の検定です。
帳簿のつけ方、帳簿の読み方から始まり、そこから経営管理や経営分析などを行います。
1級〜4級まであり、1級は企業会計に関する法規を理解し、経営管理や経営分析ができるレベル。
(税理士・公認会計士などの国家試験の登竜門になっています。)
そこまで行かなくても、2級でも就職には有利に働きます。
受験資格
特になし
試験内容
1級
・商業簿記
・会計学
・工業簿記
・原価計算
2級
・商業簿記
・工業簿記
3級・4級
・商業簿記
難易度など
1級の合格率は10%前後とかなり難しいです。
1級の合格者は税理士の受験資格が得られます。
ちなみに2級以下の合格率は30〜50%程度です。
ただ帳簿をつけるだけではなく、予算編成、現金の収支や決済、有価証券報告書作成、税務申告など、その仕事内容は多彩です。
試験についての問い合わせ先
参考書・問題集など
国家資格
法律に基づいて、国(又は国から委託を受けた機関)が個人の能力や知識を判定して付与する資格。
いわゆる「国のお墨付き」がつくために難易度が高いものが多い反面、社会的な信用も高い。
医師 建築士 弁護士 税理士 行政書士 公認会計士など
公的資格
国家資格ではないけど、公に認知されていて所轄省庁によって審査基準が認定されているもの。
文部科学省や経済産業省などの官庁や大臣が資格を認定する。
主催自体は民間団体になるけど、信用度は比較的高い。
英検 秘書技能検定 消費生活アドバイザーなど
民間資格
民間の団体が独自に基準を設け、任意に与えているもの。
民間資格の場合、試験を実施している団体が信頼できるかどうか、見極める必要アリ。
(資格商法などの悪徳商法がはびこっているので注意!)
産業団体などが定めた資格は業界内で一定の評価があるので安心です。
面白い趣味の資格があったりするので、純粋に趣味で受けてみるのも面白いかも。