結納について
本格的な「結納」は激減?
全国的に見ると正式な結納を交わすケースは激減しているとか。
リクルート・ゼクシィ結婚トレンド調査2004では、結納を行った人は全体の44%、顔合わせのみを行った人は50%という結果が出ています。
地域別に見てみると、結納を行った割合が最も高かったのが九州の60.3%、逆に最も割合が低かったのが首都圏の23.5%でした。
結納については地域の差がハッキリ出ていると言えますね。
今は格式ばった「結納」という儀式を避けて、もっと気軽に食事会を設けるなどをする人が増えているんでしょうね。
せっかくなので、ここでいくつか結納のよくあるパターンをご紹介します。
本格的な結納
仲人が 両家を往復して納品物を届けるやり方です。
仲人はまず男性宅へ行って納品物を預かり、次に女性宅へ行き結納品を納めます。
祝い膳などのあと、今度は結納返しを預かって男性宅へ納めます。
今時ここまでやる人はかなり少数だと思います、どんな感じで行われるのかちょっと見てみたいな。
略式結納
結納品を用意して、仲人は立てず両家が一堂に集まって、結納返しも一緒に行なうやり方です。
女性側の自宅や式場、料亭などを借りて行う場合が多いです。
最近では「結納」と言えばこの略式結納のことをさす場合が多いです。
式場やホテルの結納プランを利用
私はこのパターンで結納を行いました。
式場やホテルには比較的手軽に利用できる「結納プラン」用意してある場合が多いです。
仲人を立てるのも立てないのも全く自由で、式場やホテルの担当者と打ち合わせて結納の進行を決めます。
結納から食事までセットになっていることが多く、介添えとしてスタッフが同席する場合が多いようですね。
お値段はピンキリで、6人で8万〜20万円とバラつきがあるようです。
この結納プランは私も利用しました。
式場内の料亭個室での食事つき結納プランで、介添えさんがサクサク仕切ってくれて楽でしたよ。
全てトータルで8万円でした。
プランの内容について簡単に説明しますと……
婚約指輪と時計(婚約記念品)を贈り合っただけなので、これを「結納」と呼ぶか「単なる食事会」と呼ぶかはかなり微妙なところです
でも、結納の式次第のようなものも用意されていましたし、記念撮影などもセットになっていたので、いい記念にはなったかな?と思います。
結納をしないという選択
結納をしない選択も十分アリだと思います。
その場合は食事を兼ねて、それぞれの自宅や料亭、レストランなどに集まってお互いの紹介をしあうような感じになります。
そうするとかかるお金は食事代のみ。
大体1人当たり1万円〜3万円見ておけば十分です。
その時に婚約指輪など、お互いの婚約記念品をここで交換する人も多いようです。
ただ、繰り返しになりますが結納については地域でかなり温度差があります。
関東地方や北海道は割と食事会だけで済ませる場合が多く、東海・関西方面はしっかり結納をする方が多い傾向があるようです。
後々モメないためにも事前のリサーチが必須といえるでしょう。
この「結納・顔合わせイベント」が滞りなく進めば、結婚式の準備もきっとスムーズにいきますよ。
結納参考LINK
結納スタイルMARRY
1万円未満の略式結納セットから、10万円以上の本格結納セットまでなんでもそろい、「指輪だけの結納」「結納金だけの結納」など、それぞれのスタイルに合わせた結納セットも販売しています。
デザインもみんな上品で後々取っておきたくなるようなものばかり。
また、地域別に
「 関西地方の結納セット」「 関東地方の結納セット」「中部地方の結納セット」「北陸地方の結納セット 」「九州地方の結納セット」「北海道地方の結納セット」を販売していて、見てると結構面白いです。
見比べてみると、関東地方の結納セットがとても地味なのが分かります。
結納屋さん
こちらは割とフォーマルな結納セットを中心に販売しています。
お値段はとても良心的!
略式結納セットは1万円台から、高級なセットも5万円台で揃うので、ホテルや式場でそろえるより、かなりお安くなっています。
また、「よくわかる結納講座」など、結納に関する情報もたくさんあるのでお勧めです。