洋ナシ酒レシピ
洋ナシ(ラ・フランス) 500g(小ぶりの洋ナシで4個弱)
氷砂糖 150g
ホワイトリカー 1.4L
レモンの薄切り 2枚
- 下準備を参考に、びんを消毒する。
- 洋ナシはよく洗って水気を拭く。
縦に4つ割にし、軸とヘタを取りのぞく。 - びんにレモン、洋ナシ、氷砂糖を入れて、ホワイトリカーをゆっくり注ぎ、なるべく光の当たらない涼しい場所に保管する。
(光はお酒を劣化させます。)
洋ナシを取り出す時期
洋ナシは2〜3ヶ月(味を見て判断する)で取り出し、キッチンペーパーでこす。
なお、レモンは2週間で取り出す。(長く入れると苦くなります)
飲める時期
2〜3ヶ月くらいから飲めますが、6ヶ月くらい熟成させると味がよくなります。
注意
途中で濁ってくるのでちょっと焦りますが、キッチンペーパーでこすと澄んできます。
濁りは渋みや苦みがあるような……
早めに取りだしてこした方がいいと思います。
洋ナシはキズがなく、あまり熟していない固めのものを選びましょう。
洋ナシ酒の記録
2005年11月14日(仕込み当日)
煮沸消毒後、ひたすら乾かしています。
洋ナシ酒と同時に柿酒も作ったので、柿も転がっています。
2005年11月14日(仕込み当日)
氷砂糖の分量を間違って倍量入れてしまい、慌てて取り出そうと中身を引っかきまわしたしたせいで、果肉に傷がついてしまいました。
氷砂糖はなんとか取り出せたものの、思いっきり不安です。
2005年11月18日(仕込みから4日)
氷砂糖が溶けて梨が浮いてきました。
梨が微妙に茶色く変色していてちょっと心配。
特に、皮と果肉の間の変色がひどいです。
皮はむいた方がよかったかもしれません。
果実酒を作るには、水分の少ない果物の方が失敗しづらいです。
水分が多いと、水でアルコールが薄まるために傷みやすくなるんですね。
ちなみに洋ナシは全体の8割が水分だそうな。
……本当に大丈夫かな
2006年1月5日(仕込みから2ヶ月弱)
デジカメの撮影って難しいですね
こんなに濁った色ではなく、本当はもう少し透明な感じです。
洋ナシの甘い香りがしてきました!
お酒もトロッとした感触に
試しに飲んでみましたが、まだ甘いというより苦い。
2006年2月6日(仕込みから3ヶ月弱)
あまり変わった様子がありません。
甘い香りはしますが、ビンの下がまだ透明に近いんですよね。
こまめにかき混ぜないといけないのかな。
……何もしてないや。
そろそろ梨を取り出したいんだけど、どうしようかなぁ。
2006年4月27日(仕込みから6ヶ月弱)
梨は2月半ばごろに取り出し、キッチンペーパーでこして放置してました。
色が茶色く変わっているのがお分かりでしょうか?
熟成されてとろみがつき、香りも強くなっています。
味もまろやかでそのままロックでも楽しめます。
ただ……ちょっと甘すぎ。
砂糖が多すぎたかもしれません。