熟し始めた南高梅で梅酒をつけました
南高梅 2kg
ホワイトリカー 3.6L
氷砂糖 1.2kg
梅について
和歌山県産南高梅(880円/1キロ)
熟しかけた黄色いもの
30mm〜38mm程度、大きめの梅
目立った傷も無く、品質は良好
氷砂糖の量について
熟し気味の梅を使っているので、砂糖を控えています。
梅から甘い香りが漂ってくるので、いつもと同じ量を入れるのは怖かった
普段は梅1キロに対して砂糖を700g入れています。
- 下準備を参考に、びんを消毒する。
(今回は8L容器を使っています。8L果実酒びんはこちら ) - 梅をていねいに洗って水気をふきん(またはキッチンペーパー)でふき取り、つまようじでヘタを取りのぞく。
水分が残っていると腐敗の原因になるのでしっかりふき取ります。
時間をかけて自然乾燥させてもOK。
新鮮な青梅の場合、アク抜きは必要ありません。
お店からも「アク抜き不要(むしろトラブルの原因になるからしない方がいい)」
と説明がありました。 - ビンに梅と氷砂糖を交互に入れて、ホワイトリカーを注ぎ、光の当たらない涼しい場所に保管する。
(光はお酒を劣化させます。) - 時々(漬け始めて最初の2週間は毎日、その後は1週間に1回)ビンを揺すって砂糖の濃さを均一にする。
仕上がり予想
若い青い梅の梅酒と比べると、まろやかで甘みのある梅酒に仕上がる予定。
梅の香りも強く立つということで、とても楽しみです。
そのかわり、梅らしいフレッシュな酸味は控えめになるみたい。
多めに仕込んだから、出来上がった梅酒の一部は長期熟成させようと考えています。
熟し始めた南高梅で梅酒をつけました(仕込み当日)
2012年6月26日(仕込み当日)
既に梅の季節も終わりかけの6月26日に仕込みを開始。
ほんのり黄色がかった南高梅です。
袋を開けたとたん、ほんのりと甘い香りが漂います。
南高梅は大粒で果肉部分が多く、梅酒に適している品種。
香り高いのも特徴です。
ちなみに、南高梅は和歌山産のものがほとんど。
目につく傷はこの程度でした。
収穫後の梅は熟しやすく傷みやすいので、買ったらすぐに加工しましょう。
早速梅酒にしちゃいましょう。
漬けた直後です。
青い梅も爽やかで好きだけど、黄色い梅も可愛らしくていいですね。
熟し始めた南高梅で梅酒をつけました(仕込み翌日〜)
2012年6月27日(仕込み翌日)
漬けた翌日の様子です。
少し茶色っぽくなったかな。
まだ無臭です、梅の香りはしていません。
そっと揺すって氷砂糖が均一に溶けるようにします。
2012年6月28日(仕込み後2日目)
ますます茶色くなったね
あまり梅っぽく見えなくなってきました。
梅は浮いてるのは、下の方が砂糖の濃度が高いから。
そのうち沈んでくるので心配いりません。
宙に浮いている梅は神秘的にも見えてキレイ
そっと混ぜて砂糖の濃度を均一にしたいんだけど、果実酒びんが大きくてうまく揺すれない
8Lびんは扱いづらいから、来年からは使うのをやめようかな。
2012年10月26日(仕込みから4か月後)
約4カ月が経過しました。
8Lという大容量で漬けたせいか、まだ氷砂糖が溶けきっていません。
砂糖の形は見えないものの、糖分が底に溜まってしまい、濃度が不均一な状態です。
もちろん、週に1度は瓶を揺すっているのだけど、瓶が大きすぎて均一にできない
4Lか2L瓶の方が断然扱いやすいです。
梅のエキスは砂糖の濃度が高ければ高いほど抽出されます。
写真でもお分かりいただけるかと思いますが、濃度が高い下の部分の梅はシワシワになりはじめました。
下にある梅はシワシワ
でも、上にある梅はまだツルツル……
上にある梅はまだまだです
もう少し時間がかかるかな。
ちょっと味見
美味しくないです。
変な刺激というか、辛味?のようなものがあって、さらに渋みのようなものもあります。
それに加えて酸っぱい
大きい瓶で漬けると時間がかかりますね。