デジタルスケールのこと
とりあえず計量さえ間違えなければOK
ホームベーカリーを使う時に一番大事なのが材料の計量です。
材料さえきちんと量れば後はボタンを押して待つだけなので、失敗することはありません。
(細かい出来栄えは気温や水温などによって違ってくるけど、食べられないものが出来る……ということはまずないです。)
ということで、パン作りには楽に正確に計量できるデジタルスケールをお勧めします。
デジタルスケールには、ボタンひとつで目盛をゼロにできる機能(風袋(ふうたい)機能と言います)が付いているので、アナログスケールよりはるかに計量が楽。
先日2台目のデジタルスケールを買ったので、どのような進化をしているのか、1台目と機能を比べてみたいと思います。
TANITAデジタルスケール 新旧2種
新旧デジタルスケール

左側が古いもの、右側が新しいものです。
古いのは2001年時点で980円、新しいのは2012年時点で2,500円でした。
古いのは10年以上も酷使してきた割にはまだ元気に動いています。
見た目も意外とキレイでしょ?
ちなみに、両方ともTANITA製です。
2つの性能差を簡単にまとめてみると、
タニタ デジタルスケール 1150(旧) |
タニタ デジタルクッキングスケール KD-320-WH(新) |
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外観 | ![]() |
![]() |
購入時期 | 2000年か2001年 | 2012年 |
お値段 | 980円 | 2,550円 |
最大計量 | 1kg | 3kg |
![]() |
1g | 0.1g |
電源 | 単4電池×4本 | 単3電池×2本 |
その他機能 | ・特になし | ・水と牛乳をml表示できる ・使用地域を設定して誤差防止 |
最小表示についての注意点
新しいデジタルスケールの最小単位が0.1gとありますが、3kgまでずっと0.1g単位で量れるわけではありません。
最小表示をもっと詳しく見てみると、
タニタ デジタルスケール 1150(旧) |
タニタ デジタルクッキングスケール KD-320-WH(新) |
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![]() |
0〜100gまで 1g 100〜500gまで 2g 500〜1000gまで 5g |
0〜300gまで 0.1g 300〜1500gまで 0.5g 1500〜3000gまで 1g |
となっています。
つまり、古い方のデジタルスケールでは、500gより重い物を量ろうとすると5g単位でしか表示されないため、多少誤差が出るんです。
(例えば、正確には501gだったとしても505gと表示されます。)
また、新しい方のデジタルスケールは最小単位が0.1gとなっていますが、0.1g単位で量れるのは300g以内となります。
300gより重い場合は最小単位が0.5gになるんです。
(例えば、200.1gは量れるけど、400.1gとは量れずに400.5gと表示されます)
正直、料理で使う時で300g以上を量る場合にコンマ以下の重さが問題になってくる場面はそうそうないでしょう。
1500gまでは0.5g単位で量れるんだし。
火薬や薬を量るならともかく、砂糖や小麦粉のなど調味料を量るのなら大して影響ないですよね……
最新のデジタルスケールは料理だけに使うのがもったいないほど高性能だと思います。
ちなみに、パン作りのイーストは1斤あたり4g程度だから、0.1g単位で量れるのは意味が大きいです。
古いスケールだと4.0gも4.9gも4g表示だから、意外と差が大きいんですよね
小麦粉や道具を扱っているお店まとめ
パンの材料や道具を扱っているお店を簡単にまとめておきます。
パン材料のお店
粉、チョコレート、バター、ドライフルーツなど、何でもそろいます。
パン型、クッキー型など、お菓子作りの道具類も豊富。
小麦粉、グラハム粉、ライ麦粉など、ありとあらゆる粉がそろいます。
なんと言ってもお値段が安い!
でも配送がちょっと遅め。
どちらかというとお菓子作りに重点を置いている感じ。
時々掘り出し物アリ。
パン道具のお店
合羽橋道具街に実際のお店がある、業務用品を扱うお店です。
とにかく安くて品揃えも豊富!
注文から配送までがとても早かったです。
こちらも同じく、合羽橋道具街にあるお店。
ここもお値段が手ごろで種類が豊富です。
私の欲しかったものがたまたま品切れだったので浅井商店で買い物したけど、こっちのお店の品揃えもすごいです。
上の2つのお店と比べると道具類のお値段は若干高め。
でも、ここにしかない道具(シリコンの食パン型とか)があって、粉類を買うついでに
ついつい買い物してしまいます。