洗濯や掃除など、クエン酸は色々な使い方ができます

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クエン酸でお掃除(台所)

水あか系の汚れに強いです

アルミ鍋の黒ずみ取り

コンニャクや野菜などをゆでると、鍋の内側にアクがこびりついて黒ずんできます。

その黒ずみは、クエン酸でびっくりするほど簡単に落とすことができます。
クエン酸でアルミ鍋の黒ずみを取る 実演編

電気ポットの白いこびりつきを取る

電気ポットの内側にこびりつく白い汚れは、水に含まれる成分(カルシウムとか)が結晶したものです。

人体に害はない……んだけど、たくさんくっつくと電気ポットの性能が落ちます。
気持ちのいいものでもないですし、クエン酸を使って取り除いてしまいましょう。
方法は以下の通りです。

1.水3Lにつき50gのクエン酸を溶かします。
2.1.の水をポットに入れ、1時間ほど保温状態にします。
3.お湯を捨ててやわらかいスポンジなどで中をこすります。

食器洗い機のお手入れ

電気ポットと同じように、食器洗い機にも白いこびりつきが発生することがあります。

その場合は50g程度のクエン酸を投入して、食器を入れずに運転してみてください。
同じように、加湿器の洗浄にもクエン酸は使われています。

生ごみの臭い取り

クエン酸は魚などの生ゴミの臭いを中和してくれます。
水200ccに小さじ1杯程度のクエン酸を溶かし、三角コーナーにスプレーしてみましょう。

注意

クエン酸は「酸」なので、錆びの元になります。
鉄製の鍋などには絶対につけないようにしましょう。
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クエン酸でお掃除(お風呂やトイレ)

水あかやカビなどに

水あか落とし

お風呂の蛇口や鏡などについた、水アカはクエン酸で落とすことができます。

お酢でも同じ効果がありますが、ちょっと臭いがキツイですよね
具体的な掃除方法は以下のとおりです。

1.水200ccに対し、小さじ1杯程度のクエン酸を溶かします。
2.クエン酸水をまんべんなくかけ、10分ほど放置します。
 (霧吹きなどで全体に吹きかけると便利です)
3.スポンジで汚れをこすり落とします。

お風呂場のカビ予防

お風呂場の壁や浴槽などのカビの発生しやすい所にスプレーすればカビ予防になります。

1.水200ccに対し、小さじ1杯程度のクエン酸を溶かします。
2.霧吹きなどでカビの発生しやすい所に吹きかけます。

洗濯槽のカビ予防

洗濯槽の裏側はとてもカビが発生しやすいので、1ヶ月に1度を目安に掃除しておくとキレイな状態をキープできます。

1.洗濯機に最高水位まで水(出来ればぬるま湯)を入れます。
2.水の7%程度のクエン酸を溶かし、半日放置します。
3.普通に洗濯機をまわします。

排水溝の臭い取り

あまり強い臭いには効果が薄かったです。

臭いが本格的になる前に、マメに掃除するのがコツかもしれません。

1.水100ccにクエン酸小さじ1杯程度を溶かします。
2.排水溝に1.をまわしかけ、更にお湯を流しいれます。

トイレの尿石取り

トイレのふちにこびりつく汚れはクエン酸で効果的に取ることができます。

1.水100ccにクエン酸小さじ1杯程度を溶かします。
2.霧吹きなどを使って汚れ部分に吹き付けます。
3.スポンジで汚れをこすり落とします。

汚れがひどいときは、キッチンペーパーなどにクエン酸水をしみこませ、パックするように貼りつけておいて、30分程度放置しましょう。

トイレの床&壁

意外と汚れているのがトイレの床と壁です。
トイレの臭いは床と壁が原因ということも多いです。

クエン酸には除菌・消臭効果も期待できるので一石二鳥です。

1.水200ccにクエン酸小さじ1杯程度を溶かします。
2.クエン酸水をタオルなどにしみこませ、床や壁を拭き掃除します。

注意

クエン酸は大理石には使用できません!
……お風呂はともかく、トイレの床が大理石ってめったにないと思うけど
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クエン酸の意外な使い方

美容にも使えるクエン酸

角質除去

クエン酸は古くなった角質を除去する効果があります。

お風呂に入れることで、ちょっとした温泉効果(弱酸性温泉)が期待できるかも。

クエン酸を入れる目安は、浴槽1杯につき70g程度です。
入れすぎに注意しましょう。

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クエン酸いろいろ

食品(サプリメント)としても人気があります

クエン酸と言えば、「水アカ汚れに強い掃除アイテム」というような認識しかなかったのですが、食品(サプリメント)としても人気があるみたいですね。

ジュースなどに混ぜてそのまま飲む、食用のクエン酸も販売されているそうです。

疲労回復効果や、カルシウム・鉄・亜鉛などの吸収を助けてくれる効果があるとか。

でもやっぱり直接クエン酸を飲むよりは、クエン酸を含む食品を摂る方が良いような
そもそもそんなに大量に必要な成分でもないし。

どうしてもクエン酸の摂取が足らないような場合にサプリメントに助けてもらいましょう。

ちなみにクエン酸は、レモン、みかん、グレープフルーツのような柑橘類に多く含まれています。

あ、あと、忘れちゃいけないのが「お酢」ですね。

「酸味の元」ですので、酸っぱいものに含まれています。

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