プロポーズから初見積もりまで
浮かれてばかりもいられない
プロポーズは冬の日でした。
確か2月の日曜日だったような気がしますが、あまりよく覚えてないです
付き合いだしてまだ一年も経っていなかったけど、 「この人と結婚するのかなぁ……?」と結構早い時期から思っていたので、特に悩むこともなくOKさせて頂きました。
プロポーズされてからしばらくは頭の中がルンルンお花畑状態。
……ですがが、浮かれていられるのはせいぜい1週間
お互いの両親への挨拶に始まって引っ越し、手続き、やるべきことは山のようにあります。。
式や披露宴は、「やらない」という選択肢があるものの、私は実家暮らしで、彼は4畳間の寮暮らし。
家具も雑貨もぜーんぶゼロから揃えなきゃいけないのよね
いったいいくらかかるんだろう…… そんなことを考えたらかなり不安になってきました。
よし、彼に貯金額を聞いてみよう
あからさまに聞くのもなんなので、さりげなーく 「披露宴って○○○万程度かかるんだって〜
(かなり適当)何かと物入りだし、簡単に式だけにする?」
すると 「披露宴は絶対やる、それくらいの貯金はある」との返事
おぉ〜、これなら私の貯金と合わせてなんとかなるかな。
普段ボーっとしている人だったから、ちょっと(いや、かなり)心配だったのよ。
意外としっかりしてるじゃんなんて事を思っていました。
でも、現実はそう甘くなかった……
挙式・披露宴を行うのなら、決めなきゃいけないことが盛りだくさん。
当然、彼も私も初めての経験なわけで……。
このあたりで彼と私の式、披露宴に対する温度差がハッキリしてきます。
私 大げさなのはイヤ。友人中心で、少人数でこじんまりと。
式にお金かけるより家具や新婚旅行にお金をかけたいよ〜
彼 新しい家庭を持つことを皆に報告・披露する場なのだから、それなりにしっかりとした形で。
人にはそれぞれ価値観があるから、どんなスタイルでも良い・悪いはないんだけど、今まで見えなかった彼の一面がたくさん見られました。
普段は割とへらへらした優男風なのに、中身は変に義理堅いって言うかかなり保守的。
たくさんケンカもしましたよ
お互い納得するまで話し合いをした結果、 都内の結婚式場で神前式の結婚式を行い、人数60人程度で披露宴を行うということに。
こうやって書くと簡単に決まったように聞こえるけど、本人や周りの意見のすりあわせが本当に大変だったのよ
さて、式場での初見積もり。
担当の方から提示された金額は
2,558,745円也
うーん、こんなもんかな、これぐらいなら最悪私の蓄えだけでも大丈夫……
なーんてことを既婚の友人に話したら 「うそっ、初見積もりでその金額は高いよ! その金額からさらに上乗せ上乗せされていくんだから!」 と、一喝
確かに、最終的な金額はこんなもんじゃなかった。
どれだけ上乗せになったかというと…… 式場めぐりへ続く