結婚してから新生活を立ち上げるまでの記録

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婚約指輪について

給料の3か月分は都市伝説です

「婚約指輪は給料の3か月分」って誰が言い出したの?
なんかものすごいバブリーな発想ですよね、あまり共感できない

実際に宝石店の方にも伺ってみたのですが
「給料の3か月分って言うのは迷信みたいなものですね」
って言われちゃいました。

そりゃそうだろうなぁ。

問屋街に行ってみよう

予算内でなるべく良いものを……と考えるのは誰だって同じ。

御徒町には宝石の卸問屋街があります。

問屋街なので、銀座の宝石店のような優雅な落ち着いた感じはありませんが、良いものを安く売っています。

私は指輪を探す際、銀座と御徒町を回ったのですが、夫が御徒町の雑然とした雰囲気を嫌ったので、結局銀座で結婚指輪・婚約指輪を買いました。

問屋街は銀座と比べると同程度のグレードの指輪が3割〜4割近く安かったです。
(ブランドの付加価値は抜きにして)

一度行ってみても損はないですよ。
新幹線を使って遠方から来ている方もいらっしゃるそうです。
確かに、あの問屋街のお値段は、交通費を込みにしても安いです。

ダイヤモンドの知識を身につけよう

高い買い物をするときは事前リサーチは必須です。
ダイヤモンドの質はどう違うのか、同じ大きさのダイヤでも値段が違うのはなぜなのか、知識をしっかり仕入れましょう。

カラット(重量)

一番有名なダイヤの鑑定基準となるものです。
カラットはダイヤの大きさだと思われている方もいらっしゃいますが、正確には「重さ」です。

「重さ」なので、ダイヤの加工状態によって大きさは若干変わってきますが、目安としてはこのようになります。

ダイヤの重さ(カラット)と大きさの対応表

カラット
(ct)
ダイヤの直径
(mm)
0.25 4.1
0.3 4.3
0.33 4.4
0.4 4.8
0.5 5.2
0.65 5.6
0.75 5.9
0.85 6.2
1.00 6.5

婚約指輪では0.2〜0.5カラットのものが人気だそうです。

また、ダイヤの大きさはルース(リングの枠)のデザインによっても見え方がかなり違ってきますから、お店で色々なルースにダイヤをはめてみて、自分の目でしっかり確認しましょう。

カット(加工技術)

カットとは、ダイヤの加工のランク付けだと思ってください。
実際にダイヤを見比べていただくと分かりますが、カットが良いとダイヤがまばゆいぐらいにキラキラ輝きます。

ランクの詳細は上位から

EXCELLENT(エクセレント)
VERY GOOD(ベリーグッド)
GOOD(グッド)
FAIR(フェアー)
POOR(プアー)

更にエクセレント以上のランクとして
H&C(ハート&キューピットエクセレント)
トリプルエクセレント
H&C トリプルエクセレント(ハート&キュ−ピット トリプルEX)
という基準を設けている場合もあります。

カラー(色)

ダイヤモンドの色のことで、透明に近いほどお値段が高くなります。
(純粋無色なものをDカラーとし、以下E,F,G,H・・・・・・・・・・Zまで分類評価します)

婚約指輪には主にD、E、Fカラーのダイヤモンドが使用されます。
実際にお店で見せていただきましたが、純粋無色なDとちょっと劣るEの区別は肉眼では分かりませんでした。
(単に物を見る目がないだけだったりする?)
カラーを上げるならカットやカラットを上げたほうがいいのかな?と私は思いました。

クラリティ(不純物の有無)

ダイヤモンドに含まれる不純物の有無についてのランクで、婚約指輪には主にVVSやVSランクのダイヤモンドが使用されます。
ランクの詳細は

ダイヤのクラリティ(不純物の有無)

ランク ランク付けの基準
FL 10倍の拡大で無傷
(市場に流通している量が非常に少ないです)
IF 10倍の拡大で微小な表面の欠点
(市場に流通している量が少ないです)
VVS1 10倍の拡大で発見困難な微小の欠点
(現実的に、流通しているダイヤでは最高ランクの石とされます)
VVS2 10倍の拡大で発見困難な微小の欠点
VS1 10倍の拡大で発見が多少困難な欠点
VS2 10倍の拡大で発見が多少困難な欠点
SI1 10倍の拡大で発見が容易
肉眼で発見することは困難
SI2 10倍の拡大で発見が容易
肉眼で発見することは困難
I 肉眼で容易に発見できる欠点

店頭で、ダイヤモンドを実際に10倍に拡大して見せていただきました。

確かに拡大すると傷(欠点と言うらしいです)のようなものは見えました。

傷と言っても、引っかき傷のようなものではなく、点々と穴のような凹みのようなポツポツとしたものが見える程度です。

肉眼では(当たり前ですが)傷はよく分かりませんでした。
(正直、VVSとVSの違いもあまり分かりませんでした

クラリティよりもカットとカラットの方が、ダイヤモンドの見栄えに影響するような印象を受けました。

以上、ごくごく簡単なダイヤのランク紹介でした。

ダイヤのお値段はこれらのランクによって決まってきます。
自分が重視したいポイントがどこなのかをハッキリさせて、予算内で納得のいく指輪選びをしましょう。

最終的に私は、
「カットは迷わず良いものを選び、カラットは予算内で好みの大きさ、カラーとクラリティは成り行き任せ。」
となりました。

一生に一度の記念品だから、素敵なリングにめぐり合えるといいですね。

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