仙台・宮城の甘いものを紹介します

公開家計簿WAKABA 仙台・宮城の土産 喜久福・どら茶ん

仙台・宮城の土産 喜久福(きくふく)・どら茶ん(どらちゃん)

土産として非常に人気のある、生クリームタイプの大福&どらやきをご紹介します。

お茶の井ヶ田が経営する喜久水庵というお店のお菓子です。
本業は製茶会社なので、抹茶やほうじ茶を使ったお菓子が美味しいですよ。

喜久福(きくふく)・どら茶ん(どらちゃん)

仙台土産 喜久福・どら茶ん

生クリームタイプを使った軽いタイプの大福(喜久福)と、どら焼き(どら茶ん)です。

喜久福は冷凍状態で販売されており、生タイプの和菓子にしては比較的日持します。
(一度解凍したら2日が期限です)

大手スーパー・百貨店や仙台駅ビルなど、取り扱っているお店が多くてお土産向き。

喜久福(きくふく 120円〜)

仙台土産 喜久福・どら茶ん

抹茶味・ほうじ茶味・ずんだ味が定番で、季節ごとにイチゴや桜など変わり種もあります。

お値段はだいたい1個120円〜140円。

今回はずんだ味と抹茶味を購入。

冷凍状態で購入して、そのまま冷凍庫で保存できれば割と長く保存できます。

仙台土産 喜久福・どら茶ん

半解凍状態です

半解凍状態でも、完全に溶かして食べてもどちらでもOK。

半解凍状態で半分に切ってみました。

仙台土産 喜久福・どら茶ん

左が「ずんだ+生クリーム」、右が「あんこ+抹茶」です。

一番人気は「あんこ+抹茶」だそうな。

冷たいものは甘みを感じにくいせいか、半解凍状態の方は割とさっぱりとした甘み。
シャリっとしてアイスみたい。

冷蔵庫で完全に解凍したらフワフワもちもちです。
個人的にはこちらの方が断然好み
あんこもサラッとしてて甘すぎず、軽〜く食べられます。
抹茶の風味もよく効いていて、上品なお味。

残念なのは、ずんだの風味があまりないこと。
大福としては申し分なく美味しいんだけど、「ずんだ」というからにはもう少しずんだの風味が欲しい
クリームと混ぜちゃうと、どうしても負けちゃうのかな、枝豆だし。
「ずんだ」を味わうなら、やはりずんだもちを召し上がって欲しいな、と思いました。

サイズも小ぶりなので持ち運びにも適しています。
お土産品におススメの一品です。

どら茶ん(どらちゃん 150円〜)

仙台土産 喜久福・どら茶ん

抹茶生クリーム味ずんだ生クリーム味を購入。

期間限定品も時々販売しています。
チョコとかイチゴとか。

売れ筋はやっぱり「ずんだ」と「抹茶」だそうです。

仙台土産 喜久福・どら茶ん

抹茶のどら焼きです。

皮はかなり軽め。
クリームは抹茶の風味が効いています。

予想通りの味と言うか、想像できる味かなあ。
あっさりしててこだま榮太楼より上品。
嫌いな人がいないだろうな、という味はお土産向きですね。
ポジション的には萩の月に似ています。

仙台土産 喜久福・どら茶ん

こちらはずんだ生クリームどら焼きです。

喜久福と同じく、ずんだの風味が今一つ

でも、考えようによっては、ずんだずんだしてない方が受けがいいのかも。

独特の青臭さが苦手な方も多いですしね。

どら焼きも大福も「万人受けする味だな」という印象でした。

大福やどら焼き以外にも、ゼリーやクッキー焼き菓子など、お茶を使ったお菓子がたくさんあります。
もちろんお茶も美味しいですよ。

仙台駅の新幹線乗り場近くにも売り場があるのですが、そこではお茶を使ったソフトクリームやパフェが食べられます。
私が新幹線待ちをする時は、いつもそこで抹茶パフェを食べています

お茶の井ヶ田・喜久水庵
このページのトップへ戻る

喜久福(きくふく)・どら茶ん(どらちゃん)

意外と有名なお店

このお茶の井ヶ田ですが、東北の方以外はあまりなじみのない名前だと思います。

でも、名前は知らなくても誰もが一度はTVで目にしたことがあるお店のはず!
特にお正月のニュースで……と言えばカンの良い方はピンと来るのかな。

お正月の一大イベント、仙台初売りで豪華な「茶箱」の福袋を販売しているお店です。

仙台初売りは1/2に行われますが、12月31日から並ぶ方も少なくありません。
この「初売り」は江戸時代から続く由緒ある伝統行事。
単なるバーゲンとは違うんですよ。

ちょっと小難しい話になりますが、日本には購入する商品に対して豪華な景品をつけるのを禁止する法律があります。(景品法)

お茶を買ったら電気毛布がついてきた(←実話)とか、明らかに買ったモノより景品の方が高価だったりするのは、法律的にはアウト。

でも、仙台初売りは単なるセールではなくて「伝統行事」だと国から認められているため、期間と場所を限定して特別扱いを受けているわけです。

具体的には、「旧仙台藩領内」であることと、「3日以内(4日目からはアウト)」であること。
……仙台藩って、どこからどこまでなんだろう

震災時にお世話になりました

仙台土産 喜久福・どら茶ん

2011年3月12日の朝ごはん兼昼ごはん
……だったかな?

実は東日本大震災が起こる前日に、サイトで紹介しようと思って喜久福を買っておいたんです。
確か大福を10個、どら焼きを4個買ったんだったかな。

ところが翌日、あの大震災
喜久福は結局非常食になってしまいました。
甘いものは心の栄養ですね、極限状態の中で体に染みるように美味しかった。

震災後、改めてサイトで紹介しなきゃと思うものの、お店に行くと地震のことが思い出されてなかなか買うことができませんでした。

……今回思い切って紹介できて良かったかな。

仙台土産 喜久福・どら茶ん

ごちそうさまでした。

お茶の井ヶ田・喜久水庵

このページのトップへ戻る