仙台・宮城の土産 菓匠三全 伊達絵巻
「仙台銘菓・伊達絵巻」は、萩の月で有名な「菓匠三全」のお菓子です。
萩の月が有名すぎて、他のお菓子の存在感が薄いのですが、菓匠三全のお菓子はどれも美味しいです。
マドレーヌやパイは110円〜140円程度で、コンビニの焼き菓子とあまり変わらない値段。
それなのにクオリティは高く、日常のおやつとしてよく買っています。
私のお気に入りはマドレーヌかな……115円ととても安いため、よく食べています。
ただ、マドレーヌやパイは普段のおやつとしては良いけど、いわゆる「お土産」には不向き?
パッと見て「仙台に行ってきたんだな」っていうのは分かりませんものね。
ということで、今回はパッと見て「あ、仙台に行ってきたのね」と分かるお菓子を紹介します。
その名も「仙台銘菓・伊達絵巻」
これでもかと仙台をアピールしているお菓子です。
菓匠三全 伊達絵巻 1個 84円
![菓匠三全 伊達絵巻](emaki04.jpg)
騎馬武者をあしらった絵巻物風の渋いパッケージ。
兜の前立てを見ると、伊達政宗公をイメージしている事が分かります。
手のひらサイズでお値段は1個84円です。
どのようなお菓子かと言いますと。
![菓匠三全 伊達絵巻](emaki02.jpg)
バウムクーヘン状の焼き菓子に、あんこ(またはクリーム)が入っています。
「バウムクーヘン状」と言いましたが、通常イメージするバター風味のバウムクーヘンとはちょっと違います。
しっかり焼いてあって硬さがあり、食べ応え(噛みごたえ?)がある感じ。
あんこに合わせてこういう風に作ったのかな。
公式サイトを見ると、「一滴の水も使わず、新鮮な卵で練り合わせ、焼き上げました」とありますね。
だからしっかりした食べ応えに感じるのかな。
最初は「バウムクーヘンにあんことか……胃もたれするでしょ 見た目も変だし、和菓子なのか洋菓子なのかどっちかにすればいいのに」
と思っていましたが、考えを改めます。
これは和菓子ですね。
生地とあんこがよく合っています。
ちなみに、あんこは粒あんでしっかり甘く、粘り気の強いタイプです。
和菓子が苦手な方にはきついかな。
ただ、クリームの方は……不味くはないんだけど、ちゃんと美味しいんだけど、どうなんだろう。
生クリームが独特なんですよね。
ねっとりしているというか、何というか。
生地に合わせるとこういう味になるのかな、個人的にちょっと苦手なのですが、お子様や若い方にはこういう方が好かれるのかもしれません。
実際「クリームの方が好き」という方も多いそうです。
私はあんこ派だな。
賞味期限は販売日から1週間程度、販売店も多くて手軽に購入可能。
(萩の月を売っているお店にはたいてい置いてあると思います。)
サイズも手ごろで日持ちもそれなり、仙台に行ってきましたアピールもできて美味しいので、会社やご近所のお土産に向いているかと思います
ちなみに、郊外のお店(直営店かな?)では、アウトレット品を非常に安く売っている事があります。
端が欠けていたり、大きさが不ぞろいだったりするいわゆるB級品。
個包装はせず、20〜30個ぐらいドサドサッと詰められて900円……だったかな。
家の近くのお店で時々見かけるんだけど、いつもあるわけではなくて運がよければ見かける程度。
きっと地元の方のおやつになってるんだと思う。