シャトルシェフ(真空保温調理)の使用感とレシピ

公開家計簿WAKABA シャトルシェフレポート

シャトルシェフと圧力鍋の比較

シャトルシェフか圧力鍋か

シャトルシェフを使い始めて4か月がたちました。

まだ完全に使いこなせていないのかもしれませんが、圧力鍋以上に向き・不向きの幅がある調理器具だと感じています。

今の段階では、

シャトルシェフがおススメ

おでん、黒豆、ポトフ、シチュー、カレー、豚汁などの汁系料理

煮つめる必要のないスープ系は、シャトルシェフが楽で美味しい。

おでん最高!

プリンは、圧力鍋の方がなめらかな気がする......かも?
大差はないように思えたので、取り扱いの容易さを考えると、シャトルシェフに軍配が上がるかな。

圧力鍋がおススメ

豚の角煮、牛スジの煮込み、筑前煮などの煮物・煮込系

下ごしらえが必要な煮込み料理は、圧力鍋の方が早く仕上がります。
シャトルシェフでは、肉類の臭みが気になりました。
(使い方が下手なだけ?)

煮物の場合、最後に水気を飛ばすために火にかけるので二度手間になりました。
しかも、保温中は崩れなかった芋類が、再加熱とともに崩れ去りました。

どちらもやめておいた方が無難

芋類の煮物

芋……圧力鍋では溶け、シャトルシェフでは崩れます。

シャトルシェフを使うと、保温直後はなぜか崩れていないんですよね。
それで油断して、コンロで再加熱したら盛大に崩れました。
里芋、ジャガイモ、カボチャは完全にアウト。

普段は肉じゃがなどの芋メインの煮物を作るときは深型のフライパンを使っています。
煮汁も均一に回るので楽。

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コツと注意点・不安面

シャトルシェフを使う時のコツ

鍋いっぱいに調理

鍋の大きさに対して材料が極端に少ないと、温度が下がりやすいためか保温効果が十分に得られませんでした。

ですから、ご家庭に合った大きさのシャトルシェフを選ぶのが大切だと思われます。
だいたい鍋の半分〜7割程度まで材料が入っていれば、保温効果は十分に得られます。

1.6L、2.8L、4.5Lなどのサイズ展開があるので、よく作るメニューに合わせたサイズを選びましょう。

ただ、あくまでも「ちょっと冷めやすい」というだけなので、再加熱してまた保温すれば大丈夫。

材料の中心まで加熱してから保温

「材料を鍋に入れて火にかけ、しばらくグツグツしてから、保温容器に入れて放置」

と、いうのが基本的なシャトルシェフの使い方です。

このグツグツする時間が短くて、食材の中心が冷たいままだと、保温容器の中で急激に温度が下がります。

私の場合で恐縮ですが、ふろふき大根を作ったんですね。

直前まで冷蔵庫に入っていた大根を放り込んだため、相当冷たかったのだと思われます。
レシピ通りに作ったのに、中まで火が通っていませんでした。

具材が大きい場合、少し長めに加熱しておくと安心です。

注意点というか、不安な面というか

腐敗が怖い

シャトルシェフは、高温の状態を長くキープしてくれます。

これって、鍋の中に雑菌が入っていたらあっという間に腐るんじゃ?
と思い、「シャトルシェフ 腐敗」で検索してみたら、やっぱり腐るみたい

シャトルシェフの公式サイトでは

暖かい季節は食べ物の腐敗をさけるため、

長時間保温するときは、6〜8時間を目安に再加熱するか、

調理鍋から料理を取り出して冷蔵庫へ移すようお願いします。

と、注意書きがあります。

シャトルシェフを買ったのが秋ごろだったので、まだ梅雨&夏場を迎えていません。

せっかく作った料理が腐るのは悲しいし、食中毒になったら目も当てられないので、気をつけて使うことにします。

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