しつこい焦げ付きを重曹で簡単に落としていく様子を実演

公開家計簿WAKABA マイペース節約術 重曹で焦げ落とし 実演

重曹でお掃除

色々な使い方ができる重曹

環境に優しい掃除方法として、重曹を使った掃除法が注目を集めています。
お風呂・洗濯・脱臭剤と色々な使い方ができるので、我が家でも重宝しています。

最初は
「こんなので本当に汚れが落ちるの?」と、半信半疑でした。
……が、重曹を馬鹿にしてはいけません、効果的に使えば市販の洗剤より効果を発揮します。

ここでは、重曹パワーが目に見えて分かる、「五徳のコゲ落とし」をしてみたいと思います。

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重曹で焦げ落とし(1)

重曹を用意します

100均の重曹です

今回使うのは、どこにでも売っている普通の重曹です。
100円ショップで買った、240g入り105円の重曹です。

最近はホームセンターでも大容量入りの重曹を扱うようになりましたので、100円均一で買うと、若干割高になるかもしれません

重曹はふくらし粉(ベーキングパウダー)として料理にも使いますが、今回は掃除が目的なので、食品ではない安い重曹でOKです。

ホームセンターの掃除コーナーに置いてあることが多いようです。

我が家の五徳です

今回のHPのネタのために、あえてお手入れをサボっておいた五徳です。

この写真だと汚れ具合が良く分からないので、ちょっと拡大します……

拡大するとこんな感じ

重曹で焦げ落とし

見苦しいものをお見せして申し訳ありません

これでも毎日中性洗剤で洗ってはいたんですけどねぇ。

いったん焦げつくと、普通の洗剤では落としきれませんよね。

このコゲを、重曹でどれくらい落とせるか実験してみたいと思います。

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重曹で焦げ落とし(2)

古いフライパンを掃除専用に使っています

重曹で焦げ落とし

まず、五徳がすっぽり入る鍋やフライパンを用意します。

この時、アルミ製の鍋を使うと鍋が変色しますので、アルミ製の鍋は避けてくださいね。

私は、フッ素加工の剥げた古いフライパンを掃除専用として使っています。

その中に五徳を入れ、コゲの部分に重曹をふりかけ、汚れの部分がつかる程度の水を加えます。

重曹で焦げ落とし

重曹の量は、水200mlに対して大さじ山盛り1杯くらいかな。
汚れがひどい時はちょっと多めにしましょう。

さらにこの鍋を火にかけ、5分ほど沸騰させます。
(沸騰してからは弱火でOK)

この時、沸騰したお湯に直接重曹を入れるのは絶対にやめましょう。

お湯に重曹を加えると、重曹が泡立って吹きこぼれます。

重曹の量が少なかったかな?と思っても、追加で入れるのはやめましょう。
入れるときは必ず水から入れてくださいね。

重曹で焦げ落とし

沸騰させたら、そのまま静かに2時間ほど放置します。

写真は火を止めてから2時間経ったものです。

パッと見ただけでは、全く汚れが落ちてないように見えると思いますが、これで大丈夫。

パッと見変化がなくても、実際は焦げの部分がゆるんで、五徳から浮き上がっているはずです。
この状態になってしまえば、焦げ付きを落とすのは簡単です。

重曹で焦げ落とし

コゲを落とすには、スポンジやタワシなどで軽くこする必要があります。

私は取っ手つきの金属ブラシ(これも100円均一で購入)を使っています。
ブラシ状の方が、細かい所まで掃除できて便利。
歯ブラシでも大丈夫ですよ。

鍋の水の中で五徳をこすって、コゲを落とします。

重曹で焦げ落とし

キレイになりました

それほど力を入れず、カリカリこするだけでコゲが見る見るうちに落ちていきます。

こすっている最中はかなり気持ちイイです。
焦げが水中に浮いてくる感じなんですよね〜

コツは、重曹水の中でこすることかな、と思います。

重曹水はヌメヌメしますので、それが気持ち悪い方はゴム手袋をつけてくださいね。
(直に手で触っても有害なものではありません。)

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重曹の掃除前と掃除後

重曹掃除のビフォーアフター

重曹で焦げ落とし

重曹掃除前の五徳
3週間もの間、中性洗剤で洗うだけだった五徳。

油やらコゲやらがこびりついてます。

いつもはこんなになる前にちゃんと掃除してますよ

そして、掃除後の五徳はこちら

重曹で焦げ落とし

重曹掃除後の五徳
上の写真と同じ部分です。
(五徳の上下を示す△マークがあるのがお分かりでしょうか?)

なぜベーキングパウダーでコゲが落ちるんでしょうね。
不思議……

いかがでしたしょうか。

重曹の意外な効果がお分かりいただけたかと思います。

重曹は焦げ落としのほかにも、洗濯や脱臭などにも使うことができます。

私は主に焦げ落としの目的で使っていますが、時間と手間をかけてガリガリ掃除するより、重曹を使った方が簡単に掃除ができるのでとても重宝しています。

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