手ブレの種類と対策 改訂前の記事はこちら
写真のブレには大きく分けて2つあります。
被写体ぶれ
被写体が動いてぶれること。
カメラの「手ぶれ補正」は被写体ブレに効果がなく、シャッタースピードを上げるしか対策はありません。
被写体ぶれを防ぐには
- シャッタースピードを早くするため、感度を上げる
- シャッタースピードを上げるため、絞りを開放にする
絞りについて詳しくはこちら
手ぶれ
撮影者が動いてぶれること。
シャッターを押し込む時に、勢い余ってカメラを動かしてしまう場合など。
手ぶれを防ぐには
- カメラの手ぶれ補正をONにする
- 三脚を使う(セルフタイマーにすればなお良い)
- シャッタースピードを早くするため、感度を上げる
- シャッタースピードを上げるため、絞りを開放にする
絞りについて詳しくはこちら
料理の写真のブレ対策
料理写真の場合、ブレの原因は2番目の「手ぶれ」です。
だから手ぶれさえ防げば、驚くほどきれいな写真が撮れます。
自分さえ動かなければいいのだから、簡単なはず……なんですよね、本当は。
料理の写真は、被写体に近づいて撮影するために、ほんの少しのブレが大きく出てしまいます。
さらに、暗い所での撮影はシャッタースピードが遅くなるため、手ブレが起こりやすくなります。
私は夕飯の写真を撮影しているので、光源は暗い室内灯だけ。
何も対策しないと100%ブレます
ここでは、三脚・感度・絞りの3つの手ぶれ防止方法について説明します。