仙台・宮城の甘いものを紹介します

ふじや千舟 支倉焼（1枚14７円）

しっとりしたバター風味のソフトクッキー生地で、クルミ入りの白あんを包んで焼いたお菓子です。

白あんは甘すぎず、口どけがサラッとしていて上品な味。
クルミの風味が香ばしくて後を引きます。

しっとりした食感は、妙に中毒性があるような気がします。

私は初めてこれを食べた時、「なんだか和風のカントリーマアムみたいだな」と思いました。
（味は全然違うんですけどね）

これ、1つ1つ人の手で木型に入れて形を作って焼いているらしいですよ。
今どき珍しい手作りのお菓子です。

生地の上にうっすらと模様があるのが見えますか？
これって「支倉焼」って書いてあるらしいですよ。
写真だと、光の加減でよく分かりませんが

サラッとした白あんと、香ばしいクルミの組み合わせは日本茶が欲しくなる味なのですが、バターと卵の風味も鮮やかなのでコーヒーにもよく合います。

仙台駅の駅ビルで1枚ずつ売られているので、新幹線でちょこっと食べるのにもいいですね。

予約すれば、通常の支倉焼の12個分の巨大支倉焼も購入できます。
店頭で見たけど、すっごく大きかったです……ケーキみたい。
「祝」の文字が書かれてあったので、何かお祝い事の時に配ったりするのでしょうか？
結婚式の引き菓子に巨大支倉焼いただいたらすごく嬉しいかも。

賞味期限は購入日からおよそ1週間くらいです。
萩の月に比べると地味だけど、れっきとした仙台銘菓なのでお土産にいいと思いますよ。

調べてみたら楽天市場でも取り扱っているお店があるようです。
関東に帰ったら、ほぼ間違いなくお取り寄せで食べちゃうな。
便利な時代になって、いいんだか悪いんだか