気仙沼 クリームサンド(気仙沼パン工房)
震災で大きな被害を受けた、日本でも有数の港町「気仙沼」
気仙沼の名物といえば、やっぱりフカヒレを上げる方も多いはず。
フカヒレ美味しいですよね。
丼はもちろん、握り寿司にしても最高
そんな気仙沼には、地元の方からこよなく愛されるソウルフードがあるそうです。
気仙沼以外ではなかなか買うことができず、仙台にいてもお目にかかることはほとんどありません。
先日、たまたま近所のイベントで見かけたので、思わず買ってしまいました。
それがこちら
クリームサンド 1個130円?(仙台だと150円)
私が買ったのは1個150円だったけど、気仙沼で買うと少し安く買えるみたい。
素朴なパッケージです
メーカーは時代とともに変わったけど、このパッケージは代々引き継がれているとか。
お土産品に向いているかはとりあえず置いておいて。
縦に持って1時間ほど歩いちゃったから形が崩れてる……
皮がカリッとしたコッペパンじゃなくて、しっとりした柔らかいタイプのコッペパンです。
ふわふわです。
手で半分にちぎってみました。
あ、クリームってピーナツクリームなのね。
ピーナツバターのようにコッテリした食感じゃなくて、ホイップクリームにピーナツバターを加えて空気を混ぜ込んだような軽い味わい。
パン自体も軽くてフワフワだから大きさの割にペロッといけます。
美味しいけどカロリー高そうだなあ
毎日食べても飽きない味ですね。
ふわふわのパンにふわふわのクリーム。
甘くて優しくて、どこか懐かしくて郷愁を誘う味。
地元の人に愛され続けているのもよく分かります。
美味しくて一気に食べちゃった後に、「焼いて食べるとより一層おいしいです」の文を見てちょっと凹みました。
もう少し目立つ場所に書いておこうよ
本当のことを言うと、見た目がちょっとチープな感じがしたから、たくさん買っていく気にはならなかったんだ。
(気仙沼の方すみません)
もう少し買ってくればよかったな。時々無性に食べたくなる味だと思います。
ちなみに、私の前に並んでいた方は10個ほどまとめて買って行かれました。
うん、ちょっと気持ちが分かるかも。
ピーナツクリームのほかにも、ゴマやらコーヒーやら色んな種類がありましたよ。
ちなみにこのクリームサンドですが、全く違うメーカーが同じパッケージで製造・販売しているみたい。
元々のクリームサンドを作っていた会社が倒産し、機械や職人さんを受け継いだお店が2つできたらしいです。
その内の一つが私が食べたクリームサンドを作っている「気仙沼パン工房」。
地元のお店での販売がメインで、よそで見かけることは少ないです。
会社のホームページも検索したけど見つからない
もうひとつが「フレッシュ製パン」……こちらは石巻の会社みたいです。
ネット通販もやってて手広く販売しているみたい。
パッケージはよく似ているけど、パン生地の食感が割と違うみたいですね。
気仙沼は震災前に何度か行ったことがあります。
海沿いを散歩して、地酒を買ってパフェを食べて……
いつも日帰りだったので、いつか泊まりがけでのんびり行ってみようと夫と話していた矢先の大震災でした。
(実は震災当日も気仙沼に遊びに行くつもりでした。たまたま寝坊して行き先を変えたけど)
あれだけの被害から完全に立ち直るのには時間がかかると思うけど、近いうちにまた気仙沼に遊びに行きたいと思っています。