省エネ家電のススメ
家電は新しい方が結局お得
電化製品を買い換える場合、多少値段が高くても省エネ家電を買うことをオススメします。
電化製品はそうそう買い換えるものではありません。
最近の大型家電は耐久性能もUPしてますから、平気で10年〜20年は働いてくれます。
購入時の出費が多少増えても、長い目で見ればより良いものを買った方が結局お得になることが多いです。
特に冷蔵庫とエアコンは最新の機種がお勧め。
冷蔵庫は365日24時間フル稼働する唯一の家電ですし、エアコンは消費電力が大きい家電です。
余裕があれば洗濯機も良いものを買う方がいいかな。
これは、新しい洗濯機の方が節水機能の面で優れているからです。
節水・節電以外の面でも、新しい洗濯機は音が静かですしね。
あ、でもドラム式の洗濯機はまだまだ音がうるさいみたい。
実家が最新式のドラム洗濯機を買ったというので見に行ったら、地震かと思うような音&振動でびっくりしました。
(2006年時点の話なので、今はもっと良くなってるのかも)
省エネラベルをチェックしましょう
省エネ性能が高い家電に、省エネラベルを表示する取り組みが2000年から始まっています。
きっと誰もが1度は目にした事があるはず。
こういうのや、 こういうマークです。
グリーンのマークは、国の目標値を達成している製品であることを示します。
また、オレンジのマークは、まだ目標値を達成していない製品だということ。
家電を買うならグリーンのマークがついた電化製品にしましょう。
また、このマークのそばには必ず省エネ基準達成率が%表示されています。
この省エネ基準達成率とは、家電製品やガス石油機器などが、国の定める省エネ基準をどの程度達成しているか、その達成度合い(%)を表示しています。
同じグリーンのマークでも、省エネ基準達成率が高い家電の方が、より省エネな家電と言うことになります。
上記のラベルは、上から順に省エネ度が高い家電となります。
同じグリーンのラベルでも、省エネ基準達成率に大きな違いがあるので注意しましょう。
なお、この省エネラベルの表示対象となっている製品は、エアコン、冷蔵庫、パソコンなど合計16種類の家電となっています。
待機電力カット
地味だけど確実な効果
待機電力とは、使ってない電化製品にかかっているわずかな電力のこと。
この待機電力が家庭の電力消費の1割を占めているそうです。
ちょっともったいないですね。
本当に基本的なことですが
春・秋に使わないエアコンのブレーカーを落とす(コンセントを抜く)
テレビは主電源から切る、DVDも予約が入っていない時は切る電源をオフにしていても録画時間になると電源がつくレコーダーもあります。
人の動きを感知して、人がいないと判断すると自動的に電源が落ちるテレビもありますね。
などなど、使っていない電化製品のコンセントは抜きましょう!
ということです。
ちなみに、我が家の電子レンジは10分間操作がないと自動的に電源が切れるタイプです。
こういった省エネ家電を利用すると楽でいいですね。
我が家ではこんな物を使っています。
それぞれの差込口にスイッチが入っていて、そこで電源ON ・OFFができます。
プリンタや携帯の充電器など、24時間つけっぱなしにしておく必要のない電源はここから取っています。
コレを使うと、1つのコンセントから複数の電源が取れるので重宝するのですが、過度のタコ足配線は危ないからやめましょう。
あと、意外とホコリがたまりやすいので、マメに掃除することをお忘れなく。
意外と電源周りから出火するのって多いらしいですよ。
(プラグの金具部分からホコリに引火するとか)
説明書は情報の宝庫
説明書読んでますか?
エアコンの説明書にこんなことが書いてありました。
「待機時でも10Wの電力を消費していますから、エアコンを長期間使わないときはブレーカーを落としてください」
「ドライ運転が必ずしも冷房運転より消費電力が少ないというわけではありません」
「扇風機と併用すると冷房効果が高まります」
……などなど
家電の説明書には手入れの方法・消費電力を抑える方法などが書かれてあり、まさしく情報の宝庫です。
もう一度説明書をじっくり読み返してみると思わぬ発見があるかも。
説明書失くしちゃったよ!という方、ひょっとするとメーカーのHPでダウンロードできるかもしれません。
冷蔵庫や洗濯機なんかの大物家電は、割と古い型の説明書もネット上で見ることができますよ。